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  「社会を動かすキーワード勢力マップ」を更新しました。

2018/06/07

6月の「社会を動かすキーワード勢力マップ」

「日大アメフト」問題の逆説で、示される「エール・期待する」好意的なスポーツの本質! 

ニュース項目をカテゴリーの割合で俯瞰すると、
前回の①スポーツ ②社会 ③芸能 ④政治 ⑤国際情勢 ⑥気象 ⑦経済 に対し
今回は①スポーツ ②社会 ③芸能 ④気象 ⑤国際情勢 ⑥政治 ⑦経済 となった。 

前回に続き「スポーツ」が、前月比3%の微増で、占有率37%、 
2位「社会」が23%と変わらず、「芸能」が同じく3位だが4%ダウン、

4位は「気象」が11%と倍増し、「政治」と入れ替わった。
「気象」の倍増は、ハワイ・キラウェア火山と梅雨入りが単純に重なった結果である。
1位の「スポーツ」で注目されている主な事項と反応は、
日本大学アメフトの悪質タックル問題への「批判・懸念」と
MLBロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平や大相撲栃ノ心の活躍への「エール・期待」である。

検索ランキング100位以内の「スポーツ」の項目を、「批判・懸念=批判的」と「エール・期待=好意的」、「その中間」で分類・考察してみる。
全体検索数約4000万/34件に対し、
「批判・懸念」が約1320万/2件-日大アメフト問題:約1200万、卓球 韓国・北朝鮮 合同チーム結成:120万
「その中間」が約350万/7件-西野ジャパン日本代表サバイバル、東京五輪名所を巡るマラソンコース、他5件、
「エール・期待」が約2360万/25件-大谷翔平:約760万、栃ノ心:約300万、他23件
というわけで、エール・期待がスポーツ全体の約6割を占めていることになる。
この傾向は、スポーツに関する過去の考察と符合する。
要するに、日大アメフト問題は、「エール・期待」で「好意的」に楽しむスポーツの世界の中にあっては、極めて異質の事例であると言える。
はからずも、真逆の日大アメフト問題が、この考察で「エール・期待」で好意的なものであるスポーツの本質を逆に浮かび上がらせている。 

前回の内容はこちら

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