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ニュース検索数分析

“天は人間の謙虚さを試している”のかもしれない！！

ニュース項目をカテゴリーの割合で俯瞰すると、
前回の①スポーツ　②社会　③気象　④芸能　⑤政治　⑥国際情勢　⑦経済に対し、
今回は①スポーツ　②気象　③社会　④芸能　⑤国際情勢　⑥政治　⑦経済　となった。

前回に比べ、「スポーツ」が3％減の35％、「気象」が倍増の21％、「社会」が半減し16％となっている。
ニュース検索ランキング総合順位上位100の中の上位5位までを詳しく見てみると、
「気象」が1位、2位を占め、検索数が2000万を超えており、「スポーツ」が約900万、「芸能」が約500万となっている。
上位トップツーであることと検索数の大きさが、激甚化する「気象」の威力や広域性などの影響力の大きさを物語っている。

総合ランキング100位以内の「気象」だけをさらに詳しく見てみると、
1位   9月6日付　「台風21号　暴風の猛威」　　　　　　　　 11,450,043件
2位   9月8日付　「北海道胆振東部地震　震度７各地で被害」　9,945,608件
16位  9月29日付 「台風24号　列島縦断へ」　　　　　　　　　 1,550,979件
30位  9月1日付　「台風21号　来週半ばに接近・上陸へ」　    　 969,644件
57位　9月29日付 「富士山　初冠雪 9月の観測は6年ぶり」   　　 636,983件
となっている。
また、今回の「気象」の全5項目のニュース検索数の合計は約2455万件、1項目平均約491万件となり、
カテゴリーランキング1位の「スポーツ」と3位の「社会」と比べると、
「スポーツ」の全32項目の合計は約4232万件、1項目平均は約132万件、
「社会」の全32項目の合計は約19.50万件、1項目平均は約61万件、と
「気象」の平均検索数が「スポーツ」「社会」の平均検索数を大きく上回っていて、
自然の猛威の大きさと影響力を物語っている。

特に「台風21号　暴風の猛威」関連のＴＶニュースでは車が横転する映像が繰り返し流された。
近年、地震も世界的に多発して甚大な被害をだしているが、集中豪雨、台風などの気象も激甚化が著しい。
これらの自然の猛威の前に人間はなすすべがなく、「無力」を改めて再認識せざるを得ない。
さらに言えば、自然の猛威は、人間の無力を教え、人間の謙虚を求めていると云えるかもしれない。
なぜなら、自然への畏敬や謙虚さによって、自然の猛威を事前に抑制、対処出来る可能性が
僅かでもあるからだ。

前回の内容はこちら

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